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英治出版 価格: ¥ 1,995
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複雑系科学で社会変革のメカニズムに迫る
本書は複雑系の観点から社会を変える可能性を掴む方法を研究した本です。
治安や貧困、交通事故や人間性を無視した医療、紛争など、身近な領域から世界レベルにまで、様々な社会問題があります。それに対して、多くの人は自分にできることが分からず、糸口のみえない複雑な問題を前にしりごみしてしまいます。しかし、本書で紹介されている多くの事例の主人公たちは、「かもしれない」状況の中で一歩を踏み出し、複雑系の波に乗って、非線形的に(非比例的に)運動を大きくして、社会変革を成し遂げます。
従来、社会変革は努力や組織人員の規模に比例して発展すると暗黙のうちに思われていましたが、そうすると複雑な問題ほど大きな労力が想定されてしまいます。しかし、複雑な問題というのは働きかける側と働きかけられる側との相互作用によって、あり方が大きく変化し、その関係は複雑にも単純にもなりうる(本書では育児が例に挙げられています)。大切なのは日々変化する関係の中で、勇気を出して変化を起こし、自己と他者とを変革していく中で、常に新しい関係性を築いていくことです。それが持続的な変化となっていきます。
本書は具体的な社会変革の事例(グラミン銀行など)が多く掲載されているので、社会変革の実例を学ぶ上でも参考になりますし、その上、複雑系科学の視点から解説がなされていますから、社会変革のメカニズムの勉強にもなります。従来型の一方的な「剛」的運動論ではなく、相互作用の中での変革という無理のない「柔」的な社会変革論は、意識はあってもなかなか一歩を踏み出せない多くの一般市民にとって、馴染むものではないかと思います。 マルチちゅ |
文章や表現が不親切
理に適った事は書いてあるのだとは思いますが、珍しく理解度、満足度共に低い本でした。翻訳された本なので仕方ないのかもしれませんが、私のこの本の印象としては「自分の所持品(ブランド品や高級車等)の固有名詞を話の中にやたら羅列し、あたかも自分の創作物であるかのように誇らしげに自慢する人」の話を聞いているような感覚でした。 社会企業家 |
文学的で知的だが、学校の参考図書っぽくて、楽しい読書はできなかった。
社会を大きく変えた人々の物語というイメージでこの本を手に取ったのだが、ちょっと期待していたのとは違った。
自分の期待は、もっと読み物として娯楽色が強く、読み終わった後に感動というか、感化を受ける本だった。
この本はもう少し学術的な感じで、あまり生身の人間の体温を感じさせるような本ではなかった。
大学などで、社会企業とか勉強してると、課題図書になりそうな本だった。
さまざまな成功事例は出ているので、そこは新たな視点、参考事例を手に入れることができたし、有益だった。
久保田夏彦 |
読んだらスタート
主に社会起業家や社会起業家になろうとしている人に向けて、
豊富な実例を挙げながら成功の"折り返し地点"までのステップを示してくれている。
"ゴール"ではなく"折り返し地点"なのがポイントで、
そもそも社会という複雑系の中で起こす変革には
定量的に判断可能な成功・ゴールというものは存在せず(変革自体が新たな問題を提起するため)、
ただただ多くの試行錯誤の果ての内省と
現状に対する緻密な分析に基づいて行動し、時機を捉え続けていくことが必要と説かれている。社会変革には終わりが無い。
しかし、そのための一歩にはシンプルにまず理想だけがあればいい。
必要なことは行動と結果から学習していけるからだそうだ。
だから、誰でもできる。
社会起業以外にも、何か始めたい、そう思っている方には
この書から多くを学ぶことができる思う。 諦念和尚 |
次世代のマネジメントスタイル!
次世代を担うリーダーに期待されるマネジメントスタイルが読み取れる良著!
社会活動に限らず、ますます「複雑化」する昨今のビジネスプロジェクトのマネジメントに対して、従来のMBA的なフレームワークやPMBOKで語られているような定量的なアプローチは徐々に有効に機能しなくなるだろうと予感させてくれます。
本当に大きなコトを興したい、という人、必読! ハイク株式会社 |
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