UMLモデリング入門 本質をとらえるシステム思考とモデリング心理学 

UMLモデリング入門 本質をとらえるシステム思考とモデリング心理学


UMLモデリング入門 本質をとらえるシステム思考とモデリング心理学

UMLモデリング入門 本質をとらえるシステム思考とモデリング心理学

児玉 公信

出版社:日経BP社
価格: ¥ 2,520
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UML初心者に最適

UMLを最初に勉強するのに適している。

クラス図がUMLだとか、ユースケース図がUMLだと思っている人は、本書を読んで、もっと本質的な問題を理解するとよい。

特に大事だと思う部分は、次の2箇所かもしれない。
1-5 モデルには認識する人がいる。
コラム「もの」を識別するということ

ところで、モデリングとは、情報システムを開発する際に、ユーザの要求やシステムの全体像を図として見える形にすることです。

1-5 モデルには認識する人がいる。
は、
1-5 モデルには認識する人が要る。
ではどうだろう。

8-1 状態機械図(state machine)は、状態図、状態遷移図とも呼ばれている

モデルとは、模型のことであり、シミュレーションが模擬試験であることが分かっていれば、
UMLで模型を記述するのは、模擬試験をするためであることが分かるはずである。

本書は、UMLの機能については万遍なく記述している。
模型の画技がなにかを伝えてもらえるとうれしいかもしれない。

モデルを作る際の鍵についての指針がほしいかもsれない。
ステートマシン図は、状態機械図あるが、ステートチャート(状態図)、状態遷移図とも呼ばれている。
状態遷移図は、模型作成の鍵の一つである。
なぜなら、状態とは変数で表されるもの、条件で表されるものではあるが、
対象(オブジェクト)の性質そのものである。そのため、対象の知識を、まず状態で表現するのがよい。

体系(システム)とは、入力を出力に変換するものであり、
状態とは、入力を出力に変換するために持つ内部の仕組みだからである。

本書を読んだら、次に状態遷移図を勉強するのとよい。

状態遷移図が分かれば、時系列図を描くとよい。
通信、組込み、リアルタイム制御では、時系列図が必須だから。
現在、ネットワークを利用しないシステムはないのだから。 kaizen


本質を捉えられる良書

概念・モデリングの使い方等は非常にわかりやすく書かれいている上に、あるべきモデリングの姿が書かれているため、ただのハウツー本よりも『理解ができる』良書だと思います。
ただ、モデリングが初めての人だと、恐らく演習問題は非常に困難だと思うので(特に後半)テキスト的な本と捕らえて、実際にモデリングを行う教本と一緒に進める(もしくは先に行うかこの本を読んだあとにやっておく)と良いと思いました。
ちょうど同じ筆者のレッスン形式のものがあるので、それを使ったらどうでしょうか?
(こっちは問題が大分解きやすいです) 奇人な鬼神


UML入門ではない。モデリング入門です!

児玉さんの本なので、発売される前から単なる入門書ではないと期待していましたが
やはりスゴ本。今月のイチオシです。
UML初心者、経験者問わず、読者それぞれのレベルに応じて読み味わえる深さがあると思います。
概念モデリングを扱った良書で現場でモデリングを実践している方に広く読んでもらいたいです。
今後は上流のモデリングの重要性、価値がさらに高まっていくと考えますが、バイブルになるかも。
3度挫折しているアナリシスパターンに、再度チャレンジしようとさせてくれた一冊でもあります。 まっこう


モデリングの Why と What を語る本

UML に限らずモデリングをやってみると、やり方だけを知っているだけでは、なかなかうまくいかないことに気づく。

数あるモデリングの入門書の中で、なぜモデリングするのか?なにをモデリングするのか?という問いに、考え方も含めて丁寧に解説してくれる貴重な本である。複数のモデルの記述法があることを示した上で、メリット、デメリットを検討し、著者の好みを説明している点も、モデリングの判断に迷ったときにとても参考になる。入門と名が付いていても、読んですぐ使えるようになるわけではなく、間口から世界の広さを伺い知らせてくれる。モデリングをしながら、ときどき読み返してみると、いろいろ新しいことに気づくことができそうだ。

ちょっと残念なのは、タイトルである。著者は、企業情報システムの構築に施主が積極的に参加することを主張しているが、現状のタイトルでは、なかなか施主に当たる人には手にとってもらえそうもない。情報システムを作る立場で、この本を有用と感じたならば、ぜひ発注主にも勧めてほしい。きっと、お互いの役に立つと信じる。
holic


著者の前書「UMLモデリングの本質」をさらに発展させた良書

 この1冊を読むだけで,著者が言っている最小かつ完備なモデルを書けるようにな
る,…かもしれない。
 書き方(言い回し)がうまく,演習もたくさんあるので,読んでいるうちに,セミ
ナを受講しているような気分になる本です。
 有料のUMLモデリングセミナやセッションに参加したけど結局,UML表記法は分かっ
たが,モデルは書けない,読めない,という人も多いハズ。
 そういう方に,非常におすすめの1冊です。

 内容は,UML表記を用いた概念モデルの記述方法の説明や,モデルをゼロからどの
ように書き上げて行くかのテクニック(取り組み方?)などがふんだんに記載されて
います。いろいろな業務の例を挙げ,それに対して,著者なりの考え方でのモデル表
現方法がたくさん記されています。また,UMLを少し学んだだけでは理解しにくい事や,
おちいり易い誤解をあえて題材にし,読者の疑問をその場で解消してくれるような構
成になっています。
 あと,私は端々にあるコラムを気に入っていて,おもしろいです。ちょっとしたコ
ラムではありますが,実はこのコラムが重要であったり,モデリングの技の裏付けで
あったりするのかな,と思いました。
 ただ,モデルの書き手だけがこの本を読み,モデルを書いても,読み手はそのモデ
ルに秘められた本質を読み取る事は難しいと思います。おそらく,書き手の自己満足
で終わってしまうような…。また,実装レベルのことは,ほとんど触れてなく,概念
レベルのモデリングやビジネスモデリングが中心です。

 記載内容も詳細ですし,詳しくモデリングを教えてくれます。日本のモデリングレ
ベル向上を願う著者の熱心な意気込みを強く感じました。 やましょー


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