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合格率が8%前後という難関、テクニカルエンジニア[データベース]。その難易度の高さ、非ベンダー系であること、そして何より日本ではデータベースに関してもっとも歴史の長い試験であることから、企業からの信頼度は非常に高い。それだけに、試験には充分な準備をして臨まなければ合格は難しい。そのときの技術トレンドや業界全体で求められる能力によって試験内容が毎年少しずつ変化しているため、その時々で最新のテキストを入手しておくことは合格のための必須条件と言えるだろう。 本書は、午前問題、午後I問題、午後II問題の全範囲を3週間でマスターすることを目標としている。全体を「データベースの基礎」「SQLとDBMS」「データモデルとデータベース構築」の3つに分け、それぞれを1週間で学ぶ構成となっている。それぞれのテーマは7日間に区切られており、毎日欠かさず続けることができれば、3週間で全範囲の知識を網羅することができる。各章(日)の内容は解説が中心だが、緊張感を維持できるよう練習問題が適宜差し挟まれている。問題は過去問から選ばれているため、本番での出題の雰囲気をつかむのによいだろう。また、巻末に近づくにしたがい、文章題およびその解説が増えていくので、午後の問題にも対応できる内容となっている。 21日でマスターすることも可能だが、1日あたりの量は決して少なくないので、特に平日に時間をとることの難しい社会人は、ある程度余裕を見て対策スケジュールを立てた方がよいだろう。とはいえ、最短期間で最大限の準備をするには最適のテキストといえる。解説の丁寧さよりも、どれだけ必要な内容を盛り込めるかに重点が置かれている向きもあり、再受験をする人が忘れていた知識を掘り起こすのにも向いているかもしれない。もしくは、充分に準備をした後、試験前1か月あたりから知識の最終チェックに使うのもよいだろう。(大脇太一) |