情報セキュリティの法律 

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岡村 久道

出版社:商事法務
価格: ¥ 3,990
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パッチワークの如き法制度を体系化

我が国では情報セキュリティ全体に関する法令は、現在、存在していない。このため、情報セキュリティに関する問題が生起する都度、既存法令の法解釈による適用、場当たり的法整備などで対応されており、体系的な理解が困難な状況が続いていた。

本書の登場により、この状況が、わずかに改善された。

本書は、まず、情報セキュリティに関わる現行法制度を概観し、続いて、情報処理技術の3要素であるCIAに従って関連法令を解説している。ここは、豊富な判例も引かれてとても分かりやすい。終章はISMSに関連する法制度の解説となっている。

情報セキュリティ、法務に関わる人には必携、政策に関わる人にも読んでもらいたい。また、ITと法律に関心がある人にとって、個別の判例解説はとても興味深い内容であろう。 一K


「情報セキュリティ法」の幕開けを告げる本

これまで、「情報セキュリティの一部分と法律」または「情報セキュリティと法律の一部分」について整理した文献はありましたが、本書のように、情報セキュリティ全般と法律全般について整理したものはありませんでした。
その意味で、本書は画期的な試みです。そして、情報セキュリティの概念であるCIAから法律を整理をすることによって、本書はその試みに成功しています。
本書は「情報セキュリティ法」ともいうべき法領域が産声を上げたことを我々に告げています。 RM


感動しました

この本の中身を見ると、業務用情報システムの従業員による私的使用に関する裁判例、運送業者や引っ越し業者による媒体紛失事案の裁判例、キーロガー事件の裁判例、ベンダに構築してもらったたシステムに不具合があったケースの裁判例、サイトからの漏えい関連の裁判例、電子マネー関連の裁判例など、これまで知らなかった日本の裁判例と解説が満載されており、感動しました。
あざらしあいさん


知人の本だから言うわけではありませんがいい本ですね

情報セキュリティに関する法律を、情報のCIA(Confidentiality, Integrity, Availability)の3つの観点から整理して解説しています。これにより、全体の網羅性が高く、かつ体系化されたものになっています。図も適切に入っていて非常に分かりやすく、文体も格調が高いと思います。
また、いろいろな判例や、海外の標準化の動向もきちんと入っており、一冊買っておくと、資料としていろいろな形で有効に利用できると思います。
佐々木良一


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